■豆図鑑
誰もが気軽に飲んでいる健康飲料【豆乳】には、実は重大な秘密が隠されていた!
命知らずの著者が、禁断の都市伝説に迫る!独占レポ!
――――――――――――――――
★第一話 『豆の秘密』
★第二話 『豆の生態』
★第三話 『豆の調理』
★第四話 『豆の流通』
――――――――――――――――

前回までの豆図鑑で、豆という生物に対して、
読者諸兄から一定の理解は得られたモノと、私は確信している。
そこで本日は豆乳が食卓に並ぶまで、どのような工程を経ているのかを説明したい。
まず、前回までの記事を読んで、読者諸兄には疑問が浮かんだはずである。
「絶滅危惧種に指定されている動物からでは、あまり搾乳は期待出来ないのではないか?」
ご存知の通り、豆乳は豆という動物から搾取した乳が原料になっているが、
肝心の豆は熱帯地方の一部にしか存在しない、希少な生物である。
他には鹿児島県に生息しているくらいである。※1
ところが豆乳は、スーパーやコンビニエンス・ストアなどにて、安価で購入出来る。
一般消費者にとって、豆乳という商品そのものに、希少価値は感じない。
はたして豆乳とは、どのような工程で作られているのであろうか?
まず搾乳の仕方から説明していきたいのだが、
重要な点として、この時「牛からの搾乳」をイメージしてはいけない。
私達は豆乳と並んでポピュラーな、牛乳の製造工程を思い浮かべる時、
牧場で人間が乳搾りをしている場面を思い浮かべるかもしれない。
だが、これは豆乳の場合、明らかな間違いである。
豆は、人間の手による搾乳を拒否する。
その代わり、自分の意思で乳を搾り出すのである。
豆の気が向いた時に、好きなように搾乳して良い事になっている。
男性で言うところの自慰行為の感覚に近いだろう。
豆には飼育という概念がないので、農場という施設は存在しない。
なので、その多くは野良豆から提供された乳である。※2
提供された乳は工場にて加工され、豆乳という商品になる訳である。
ここで新たな疑問として生まれるのが、
「市場に出回る大量の豆乳は、野良豆からの提供だけで補えるのか?」
確かに野良豆からの提供に頼っていては、流通に乗せるのは難しいと感じるだろう。
しかし、豆の乳の特性が、この問題を解決している。
豆の乳は非常に濃いのである。
読者諸兄がよく知る「カルピス」という飲料があるが、
その原液を想像して頂きたい、瓶や紙パックに入っている商品だ。
その原液の2000倍は濃い。

※写真は御中元の季節に大活躍するカルピス。
豆の乳を原液のままで飲む行為は、人間にとって毒である。
実際に原液の状態では、非常に悪性の毒が含まれている。※3
商品にする際には、これを大量の水で希釈する。
少量の原液から大量の豆乳が製造する事が可能になるのである。
豆乳を飲んだ際などに「牛乳に比べて濃い」と感じる場面があると思うが、
当然、原液の状態は、その比ではない。
原液は、ほぼ半個体状態とも言える、ゼリー状の物体である。
また、この独特な濃厚さゆえに、
「豆乳は栄養価が高いのではないか?」
「豆乳は大豆が原料になっているのではないか?」
という都市伝説が生まれたのではないかとも考えられる。
実際には本来、豆の乳には人間に有益な栄養など含まれていない。
含まれているのは毒である。
しかし驚くべきは、先述の希釈の過程で毒は薄められ、
その結果、豆乳から人間にとって有益な栄養素が発現するのである。
それが皆さんご存知のドモサコモサエン酸B1(以下D-B1)である。
D-B1に関しては皆さんの方がよくご存知かもしれないが、
肌が綺麗になる・便通が良くなる・笑いが止まらなくなる・などの影響が出る。※4
人によってはバット・トリップする場合もある。
いくら水で薄めているとはいえ、やはり大量摂取は毒なのである。
よく豆乳の紙パックの壁面に記されている「一日の摂取量を守るように」とは、
このような理由によるものである。
ともかく大量に希釈された豆乳は紙パックに詰められ、
こうして大量の豆乳が、本日も商品となって、我々の食卓に並ぶのである。
※1:鹿児島件の一部地方では「三角豆祭」なる奉納祭が毎年開催される。
※2:何故、野良豆が乳を提供するのかは「象に対するライバル心」を考えて頂くと良い。
※3:豆汁の調理の際にも、この毒に注意しなければいけない。
※4:同じ症状は毒キノコによく見られる。
誰もが気軽に飲んでいる健康飲料【豆乳】には、実は重大な秘密が隠されていた!
命知らずの著者が、禁断の都市伝説に迫る!独占レポ!
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★第一話 『豆の秘密』
★第二話 『豆の生態』
★第三話 『豆の調理』
★第四話 『豆の流通』
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前回までの豆図鑑で、豆という生物に対して、
読者諸兄から一定の理解は得られたモノと、私は確信している。
そこで本日は豆乳が食卓に並ぶまで、どのような工程を経ているのかを説明したい。
まず、前回までの記事を読んで、読者諸兄には疑問が浮かんだはずである。
「絶滅危惧種に指定されている動物からでは、あまり搾乳は期待出来ないのではないか?」
ご存知の通り、豆乳は豆という動物から搾取した乳が原料になっているが、
肝心の豆は熱帯地方の一部にしか存在しない、希少な生物である。
他には鹿児島県に生息しているくらいである。※1
ところが豆乳は、スーパーやコンビニエンス・ストアなどにて、安価で購入出来る。
一般消費者にとって、豆乳という商品そのものに、希少価値は感じない。
はたして豆乳とは、どのような工程で作られているのであろうか?
まず搾乳の仕方から説明していきたいのだが、
重要な点として、この時「牛からの搾乳」をイメージしてはいけない。
私達は豆乳と並んでポピュラーな、牛乳の製造工程を思い浮かべる時、
牧場で人間が乳搾りをしている場面を思い浮かべるかもしれない。
だが、これは豆乳の場合、明らかな間違いである。
豆は、人間の手による搾乳を拒否する。
その代わり、自分の意思で乳を搾り出すのである。
豆の気が向いた時に、好きなように搾乳して良い事になっている。
男性で言うところの自慰行為の感覚に近いだろう。
豆には飼育という概念がないので、農場という施設は存在しない。
なので、その多くは野良豆から提供された乳である。※2
提供された乳は工場にて加工され、豆乳という商品になる訳である。
ここで新たな疑問として生まれるのが、
「市場に出回る大量の豆乳は、野良豆からの提供だけで補えるのか?」
確かに野良豆からの提供に頼っていては、流通に乗せるのは難しいと感じるだろう。
しかし、豆の乳の特性が、この問題を解決している。
豆の乳は非常に濃いのである。
読者諸兄がよく知る「カルピス」という飲料があるが、
その原液を想像して頂きたい、瓶や紙パックに入っている商品だ。
その原液の2000倍は濃い。

※写真は御中元の季節に大活躍するカルピス。
豆の乳を原液のままで飲む行為は、人間にとって毒である。
実際に原液の状態では、非常に悪性の毒が含まれている。※3
商品にする際には、これを大量の水で希釈する。
少量の原液から大量の豆乳が製造する事が可能になるのである。
豆乳を飲んだ際などに「牛乳に比べて濃い」と感じる場面があると思うが、
当然、原液の状態は、その比ではない。
原液は、ほぼ半個体状態とも言える、ゼリー状の物体である。
また、この独特な濃厚さゆえに、
「豆乳は栄養価が高いのではないか?」
「豆乳は大豆が原料になっているのではないか?」
という都市伝説が生まれたのではないかとも考えられる。
実際には本来、豆の乳には人間に有益な栄養など含まれていない。
含まれているのは毒である。
しかし驚くべきは、先述の希釈の過程で毒は薄められ、
その結果、豆乳から人間にとって有益な栄養素が発現するのである。
それが皆さんご存知のドモサコモサエン酸B1(以下D-B1)である。
D-B1に関しては皆さんの方がよくご存知かもしれないが、
肌が綺麗になる・便通が良くなる・笑いが止まらなくなる・などの影響が出る。※4
人によってはバット・トリップする場合もある。
いくら水で薄めているとはいえ、やはり大量摂取は毒なのである。
よく豆乳の紙パックの壁面に記されている「一日の摂取量を守るように」とは、
このような理由によるものである。
ともかく大量に希釈された豆乳は紙パックに詰められ、
こうして大量の豆乳が、本日も商品となって、我々の食卓に並ぶのである。
※1:鹿児島件の一部地方では「三角豆祭」なる奉納祭が毎年開催される。
※2:何故、野良豆が乳を提供するのかは「象に対するライバル心」を考えて頂くと良い。
※3:豆汁の調理の際にも、この毒に注意しなければいけない。
※4:同じ症状は毒キノコによく見られる。

昨日の記事は読者諸兄から大きな反響を呼び、
私の元に「豆の調理方法、教えて」なる旨のメールが毎秒120通近く届き、
最終的にはメッセージサーバーが再びパンクしてしまうという事態にまで発展した。
記事中に表記した「豆汁」が読者諸兄の興味を引いたようであるが、
その前に豆の栄養価の高さに関しても、表記しておかなければならないだろう。
豆は、私達人間にとっては「食べられない箇所は無い」と言われるほど、
非常に高い栄養価を持った貴重な食材になる。
中でも肉は良質のたんぱく質を含んでおり、他の部位も、
脂質・炭水化物・食物繊維・カリウム・カルシウム・マグネシウム・
鉄・亜鉛・銅・ビタミンE・ビタミンB1・葉酸など様々な栄養素が含まれている。
一方、豆はコレステロールを全く含まない。
その点において、大豆に非常に近い栄養価を持っていると考えて良いだろう。
「豆」と「大豆」は栄養価の点で非常に酷似しており、
それが「豆乳は大豆から作られる」という都市伝説に繋がったとも考えられる。
閑話休題。
昨日の記事で触れた鹿児島県の一部地域の郷土料理「豆汁」に関してであるが、
以下に、その調理方法を記すので、読者諸兄も一度試してみると良いだろう。
【豆汁(二人分)の作り方】
■準備する物
・豆肉⇒150グラム
・ごぼう⇒一本の半分
・にんじん⇒一本の半分
・じゃがいも⇒適量(ポテトチップで可)
・こんにゃく⇒適量(独身男性は使用済みのモノで可)
・醤油/味噌/チョコレート/みりん/絶対に諦めないという気持ち(各適量)
■調理の手順
1
大きめの鍋に大量の水を入れ、火にかける。
沸騰したら「これから豆様を調理します」という祈祷の意味を込め、
頭上から二、三度、熱湯を我が身に垂らす。(この際に「熱い!」と叫んでも構わない)
2
改めて沸騰した鍋の中に、適当に切り刻んだ食材(ごぼう/にんじん/じゃがいも/こんにゃく)を、
右斜め45℃から、バスケットボールのフリースローの要領で放り投げる。
3
お好みに合わせて醤油・味噌・みりんなどを加える。
お好みであればカレー粉などを加えても良いが、別の料理になるので注意。
4
疲れてきたらチョコレートを食べて休んでも良い。
5
豆肉を入れる。
何故、このタイミングで豆肉を入れるのかというと、
豆肉は熱湯で茹ですぎると悪質な毒(致死率が高い)を発生させる為である。
6
豆肉が緑色に変色してくるまで、よくかき混ぜる。
変な匂いがしてきたら完成。

※写真は「豆汁」を使った、昭和30年代の給食風景。

昨日の記事は読者諸兄から大きな反響を呼び、
私の元に「豆の事、もっと教えて」なる旨のメールが毎秒30通近く届き、
最終的にはメッセージサーバーがパンクしてしまうという事態にまで発展した。
なるほど、予想通り世間一般における「豆」の認知度は低く、
多くの読者諸兄は「豆乳は大豆から作られる」という都市伝説を信じている様子だった。
私は「豆」という動物を、広く世間一般に伝えていく義務があるのではないか? と感じ始め、
この『象に似ているが、象ではない』という奇異な動物に、強く惹かれていく事となったのである。
昨日の記事でも触れたように、豆は、熱帯地方の生物である。
主に南アフリカ地方に生息する、四足歩行の陸棲哺乳類が一般的である。
※1:場合によっては、鹿児島県あたりにも生息している。
豆の特徴として「長く伸びた鼻」と「前方に突出した下顎」が挙げられるが、
長いと言われる鼻は、象に比べると短く、下顎はそこまで言うほど出ている訳でもない。
どちらも中途半端であり、象のようなメジャーな動物になるには、若干インパクトに欠ける。
※2:また、その事実が豆自身のストレスの原因にもなっている。
鼻は非常に細く、家庭用ゴムホースのようである。
淡いピンク色の肌をしており、ほとんど体毛は無く、肌質は豚のようである。
脚は非常に細長く筋肉質で、鹿のようであるが、脚力は弱く、危険な時以外は走らない。
鳴き声は「Pie」(日本語発音だと「ピー」)であるとされているが、
実際に自分の耳で聴くと「Pyuie」(日本語は発音だと「ピュイェーィ」)に近いだろう。
これは鳴き声というよりも、豆の呼吸音に近いからである。
私達、人間でも風邪をひいて鼻が詰まっている時など、
呼吸時に「ピュイェーィ」という音を鳴らしてしまう事があるが、それに近い。
豆の場合は特に、ゴムホースのような細長い鼻である為、この音が頻繁に鳴るのだが、
これが一般的に「豆の鳴き声」と認知されてしまっている。
※3:学者によっては猫に近い鳴き声とする者もいる。
名前の由来にもなっている乳首の位置は、ほぼ人間と同じである。
また、ほとんどの場合、一回の出産で一匹を産むのも、人間と同じ生態である。
乳首は二箇所に存在し、右の乳首が「カルパス」、左の乳首が「大カンブリア断裂」と呼ばれる。

※鹿児島県立ほのくま小学校 藍田ゆかりちゃん(8歳) が描いた「豆」。
■注釈
※1:鹿児島県の一部地域には「豆汁」という、まるで「豚汁」のような郷土料理がある。
※2:そのストレスを解消する為に、豆達はより奥深くまで、ピーナッツ状の物体を鼻に詰める。
※3:一部の豆学者の間では「豆がニャーと鳴くのを聞いた」と主張する者もいるが、少数派である。





