VOSTOK8 blog - Astronaut' Monologue TOP  >  2010年10月

325.jpg

何でも出来ると 人は言うけれど

何にも出来ずに また今日も 終わる


生意気に溜息を吐いて 人生の停滞期を廻る

生煮えの情熱を溶いて 人生の倦怠期を貪る


目的だらけの毎日の中で 晴れ渡る明確な目標なんて無い

やりたいことは多いけれど やれると信じていることは少ない

誤魔化すのが上手になった分 向かい合うのは下手になった

やれば出来ると言いながら やれないかもしれないと逃げてる

だけれど 僕が知りたいのは 僕の中の 本当の言葉だよ


何でも出来ると 人は言うからね

何が出来るかと また今日も 考える


生意気に情熱を焚いて 人生の叛乱期を巡る

生乾きの退屈を裂いて 人生の煩忙期を駆る


瑞々しい感性 なんてモンが とっくに枯れ果てたとしても

感情は湧くよ 君に伝えたいよ

僕の名前を ずっと呼んで欲しいだけだよ 出来るだけ長く

長く もっと 長く


僕は何にも出来ないよ 何でも出来るとも思わない だけど

感情は湧くよ 君に伝えたいよ

僕の名前を ずっと呼んで欲しいだけだよ 出来るだけ長く

長く もっと 長く


生意気に百花は咲いて 人生の繚乱期を彩る
[ 2010/10/15 17:44 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)

世界の隙間が見えるかい。

324.jpg

世界の隙間が見えるかい

なぁんてことないモノ達が 僕等の世界の全てだった頃

君が髪を結う仕草なんかが 僕の一日の全てだった頃

僕等の小さな視界の隙で あれは何が飛んでいた


大人達には 分かりっこないって 僕等 鼻で笑ったけれど

だとしたら 今の子ども達にとって 今の僕等 分かりっこないってこと

覚えたてのロックンロールと 片想いの女の子と 少しの悪いことと 良いこと

正しいことが したかったけれど 正しいことは たまに優しくなくて また僕等 笑った


世界の隅間が見えるかい

なぁんてことないモノ達が 僕等の世界の全てだった頃

目を閉じることも 耳を澄ますことも 僕は知らなかった

只 貪欲に何かを求めていた それと同じ瞬間に


僕等の小さな視界の隙で あれは何が飛んでいた

僕等の小さな誤解の前で あれは何が鳴いていた

僕等の小さな自戒の先で あれは何が呼んでいた

僕等の小さな世界の隅で あれは何が咲いていた
[ 2010/10/11 10:38 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)

生まれ変わっても君が好き。

323.jpg

生まれ変わっても 君が好き

なんて 言う奴がいるけれど

そんなこと 僕は思わないよ


明日のことさえ 解らないのに

この先の行方なんて 誰も知らないのに


だから 僕は 君の名前を

今すぐ 呼びに行くんだよ


生まれ変わりたくなんて 無いよな

今 君と 君と僕が 君と僕の ままならば

このまま このまま 止まってしまったって 良いよな


君は 君には 君だけは 死んで欲しくは ないもんな

例えば 君が病気になれば 僕は何にも 手に付かなくてさ

君が疲れて 動けなければ 代わりにご飯くらい作るよ 食器も洗うよ

君の帰りが遅ければ 君が電話に出なければ 僕は家中ウロウロするよ

何もない冷蔵庫を 開けたり 閉めたり テレビを 点けたり 消したりするさ


生まれ変わっても 君が好き

なんて 言う奴がいるけれど

そんなこと 僕は思わないよ


生まれ変わるか 解らないのに

この命の行方さえも 何も知らないのに


だから 僕は 君の身体に

今すぐ 触れに行くんだよ


生まれ変わりたくなんて 無いよな

今 君と 君と僕が 君と僕の ままならば

このまま このまま 止まってしまったって 良いよな


それでも 世界は止まりはしないから 歩いたり 休んだりするよ

他人と 正義と 虚像の中を 掻き分けるように 水中を泳ぐように

どうか君が 悪い波に飲み込まれてしまわないようにって 願うのさ


生まれ変わっても 君が好き

なんて 言う奴がいるけれど

そんなこと 僕は思わないよ
[ 2010/10/07 03:55 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)

egg

322.jpg

今朝の玉子焼きの 出来具合で

僕等の一日は 決まったりしないよ


テレビの星座占いに 一喜一憂しても

家を出る頃には すっかり忘れているよ


悲しみは 少ない方が 良いけれど

悲しみを 悲しみと感じられる自分で

ずっと居られると良い


純情の蜜を 味わって

虚像の中を また這って

素直じゃないね 君はって

僕に笑って 鼻歌でも歌って


今朝の玉子焼きの 出来具合で

僕等の一日は 決まったりしないよ


ふんわりと やわらかい 朝の風と 光だ

心配しなくたって 良いよ
[ 2010/10/06 23:53 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)
目次
★説明




★短編






★長編小説














★短編






★お笑い








Blog Search
QR CORD
QR