VOSTOK8 blog - Astronaut' Monologue TOP  >  2011年04月

君の好きな漫画は何だい。

今日すげぇ寒いよ。

朝から寒いのよ。寒いんです。
本州の人とか、もう桜とか咲いてんの?
こっちなんて一昨日、まだ雪降ってましたからね、夜。

すごくない?もう4月中旬ですぜ。
そんな感じで最近寒いんですけど、その寒い中、早起きしまして、
今日は朝から原稿なんぞを書いてた訳です。

何故かって?
それはね、今日、僕ラジオの日だから。

おっさん今日ラジオの日なんだよ。
毎週月曜はラジオの日。

毎回、大なり小なり
何かしらのトラブルが起こる我が番組ですが、
さて今週は大丈夫なんでしょうか!(←他人事か)

ちなみに今日はね、テーマが「漫画」なので、
何時も以上に楽しく話せるような気がしてる。
好きなテーマだから。楽しみだ。

という訳で、そろそろ行ってまいります。

夕方18時からの生放送なので、
忙しくて中々聴けない人も多いと思うけど、
時間の都合が付く人は、もし良かったら聴いてくださいな。

番組宛のメール「好きな漫画は何ですか?」もお待ちしてます。
メールをくれると、番組が盛り上がるので嬉しいです。
メールが届かない週の寂しさったら無いんだ。

好きな漫画や、感動した漫画、
私オレンジにオススメしたい漫画などあれば、
ドシドシ、ゴシゴシ、ズボズボと、教えてくだされ。
メールアドレスは ore@dramacity.jp まで。

ラジオは地域内なら 【Radio-D FMドラマシティ 77.6MHz】 で聴けます。
地域外でもインターネットで聴けます。
只、もしかしたらMACからの人は聴けない、かも。一応、試してみてください。

では行ってくんね。
皆さんも、良い夕方を!アディオス!(←そんなキャラだっけ?)
[ 2011/04/18 16:20 ] 雑記 | TB(-) | CM(-)

キャベツ

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僕は真ん丸で 大きく 真ん丸で

葉を捲られるとも 切り刻まれるとも

思いもしない 単なるキャベツだった


浴びるほどの太陽の光も

滴るほどの秘めた瑞々しさも

ぜんぶ 僕だけのモンだった


ある時 僕は拾われて

見知らぬ世界へ 運ばれた

自分が望んだことなのか 解らない


あの場所じゃ ぜんぶ僕のモンだった

ところが今じゃ 世界は誰のモンでもなくて

奪ったり 争ったり 譲り合ったり 分け与えたり


ある時 僕の番がきて

見知らぬ世界へ 運ばれた

葉を捲られ あるいは 切り刻まれた


それから フライパンの上で 僕は 炒められた


塩 胡椒

苦味と辛味

そして熱


僕は どんどん 小さくなった

僕は どんどん 小さくなった


僕は真ん丸で 大きく 真ん丸で

葉を捲られるとも 切り刻まれるとも

思いもしない 単なるキャベツだった


なんでもできると 思ってた

なんにでもなれる ともね


気が付けば 僕は 皿の上

真白な 君の家の 皿の上


百人を 千人を 満足させられる

世界の誰もが羨む料理じゃなくて

たった一人前のキャベツ炒めだよ

それだけで 精一杯だった


悲しいことだと 思うかい

僕が悲しんでいると 君は思うかい

世の中で 何よりも 悲しいことは

何者にも 成なれないことだよ


浴びるほどの太陽の光も

滴るほどの秘めた瑞々しさも

ぜんぶ 僕だけのモンだった


だけどね

君が食べる為の 僕になった

それが本当のところだと思う


一人前のキャベツ炒めだ

空腹の君にも きっと 丁度いい

味はどうだい 冷める前に食べてくれよ


大切なのは熱なんだ

君が美味そうに笑う顔を 僕は見ていたいんだ
[ 2011/04/12 14:03 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)

何でもない話をしよう。

書こうと思えば何時でも書けるさ、なんて思っていたけれど、
文章なんてモンは、日頃から書いていないと、どんどん書けなくなるものだ。
毎日のように書いていた言葉を、あまり書かなくなって久しい。

書き続けている人には勝てない。
勝ち負けではないけれど、感覚は鈍っていく。
それで何かを書こうと思ったのだけれど、書きたいことが見当たらない。

わざわざ言葉にしなければならないことなんて、とても少ない。
大半は自分の胸に秘めておくことで何とでもなるし、
気に入らない状況を変えたいと願うとき、言葉はとても無力だ。

不言実行が最も尊いと言われているように、行動の前で言動は儚い。
100の愛の言葉を重ねるよりも、たった一秒手に触れることの方が、ずっと愛しい。
ならば言葉は何の為にあるのかって、何の意味も無かったのかって、そんな訳ないだろう。

言葉とは、その尊い行動に満たない、まだ幼く拙い感情を、青い願望を、
要するに、形になりきれない何モノかを、形ある何モノかにしようと、試みる作業だ。
(それはどれほど大人になろうと、満たされようと、きっと誰もが同じだろう)

好きだ、と僕が言う。
助けてくれ、と君が言う。

ティッシュ一枚とって、と君が言う。
僕はティッシュを二枚とる。
すると一枚でいいのに、と怒られる。

給料をあげてくれ、と彼が言う。
利益をあげなさい、と所長が言う。

正解は二つ。
増やすか。減らすか。
おっと、もう一つ。留まるか。

そして、つまり、
形になりきれない何モノかを、形ある何モノかにしようと、試みる作業は、
子供から大人へと生育する過程の、ほんの一瞬にも似ている。

言葉に成り切れない言葉は、行動にさえも成り切れず。
言葉にする時、それは成熟できない感情を吐き出す行為にも似ている。
無論、全ての言葉が、そうだという訳ではないが。

最近、不意に煙草が吸いたくなる。
吸うのを止めて二年経つのに、まだ吸いたくなるんだね。
こんな適当に見えて、意外と仕事のストレスが溜まっているかもしれない。

仕事――というか歳を取るとはどういうことか、最近少しだけ解ってきた気がする。
僕が子供の頃、僕よりずっと年上の、というより爺さん婆さん達の世代が、
戦争時代の話とか「昔はこうだった、それに比べて今は(楽になった)」という話を、
色々な場所で話しているのを聞いて、子供心に理解しようとはしたけれど、
結局、理解できなかった。当然だ。経験したこと無いんだから。

戦争なんて体験したこともないし、その恐怖も、敗北感や虚無感も、
そこから先の驚異的な復興も、高度経済成長も、その代償といえる悲惨な公害も、
何も知らないまま、僕が生まれた頃には、当たり前のように家にはカラーテレビがあって、
一家に一台、自動車があって、洗濯機と掃除機があって、大きなステレオがあった。

それは、当たり前のことだった。
それが無い状態を知らないのだから、当たり前のことなんだ。
今の子達はテレビばっかり見て、私達が子供の頃は……なんて言われても、
そんなこと言われても困ると思っていた。
もしテレビが無ければ、観ないかもしれないが、在るんだから仕方が無い。

そんな僕達の世代にも、当然「初めて」があった。
親に頼んで、やっとの思いでテレビゲームを買って貰った日。
自分の家の見慣れたテレビで、ゲームが出来るなんて、信じられなかった。

だけれど、それを今の小さな世代の子達に説明して、その感動を伝えようとしても、
初めて家に冷蔵庫が来た日の婆さんの話くらい、きっと退屈なんだろう。

戦後日本が復興してきた話も、幼い僕等にとっては、似たような話だった。
食べる物が無かった話も、娯楽も、便利も、教育の充実も、その全てが、
今、此処にあるものなのだから、何とも感じなかった。

それが、子供だった、ということだ。

俺達の頃は……と語りだしたら、歳をとった証拠だ。
そして、そんな話の大半は、若い世代には、どうせほとんど伝わらない。
そういう諦めが、最近の僕の中にはある。言葉で伝えられるモノなんて少ないのだ。
それで大人になってしまって、大人になったという気がして、何も言わなくなる。
そのうち、本当に何も言えなくなってしまう。

だから、言葉というのは、青いのだ。
青く、まだ青く、形にならないほど青く、青い。
言葉を失くしてはいけない。青い感情を畏れてはいけない。

言葉とは、その尊い行動に満たない、まだ幼く拙い感情を、青い願望を、
要するに、形になりきれない何モノかを、形ある何モノかにしようと、試みる作業だ。
(それはどれほど大人になろうと、満たされようと、きっと誰もが同じだろう)

好きだ、と僕が言う。
助けてくれ、と君が言う。

ティッシュ一枚とって、と君が言う。
僕はティッシュを二枚とる。
すると一枚でいいのに、と怒られる。

生きたい、と彼女が言う。
生きてくれと、誰もが言う。

正解は二つ。
進むか。戻るか。
おっと、もう一つ。留まるか。

僕等は、進むべきだ。
行き先が解らないならば、声をあげよう。

光だ。
光の在る方へ。
形など見えない、しかし光の在る方へ。

言葉が在るならば、きっとそれは光だ。
[ 2011/04/08 14:46 ] 雑記 | TB(-) | CM(-)

エンプロが来た。

350.jpg

4月6日(水)から始まる、HTB放送の『エンプロ』という新番組に、
少しだけ出演させて頂きました。

この番組は札幌吉本の芸人さん達が、架空のテレビ番組制作会社「エンプロ」を舞台にして、
(テレビの中で、テレビ番組を作っちゃおう、というイメージ。多分。いや解らんですけど。)
芸人自らディレクターとなり企画を立ち上げ、奔走し、仕事に取り組んでいく番組だと思います。
まだ見てないんですけど、多分。

んで、私が登場するのは「北海道のすごい人を探せ」的な企画のコーナーで、
当方全然すごくないんですが、なぜか白羽の矢を立てて頂き、
急遽、出演する運びとなりました。

事の顛末は、去る3月23日。
静かな昼下がりに、僕の携帯電話が鳴りました。
普段は鳴ることの少ない携帯電話に、誰がかけてきたのかと思い画面を見ると、
札幌吉本所属の芸人「サンモジ」の、たいち君でした。

この時、僕はYoutubeで、ザ・チェッカーズの「NANA」を聴いていたので、
この忙しいときに何だ、と思ったものでしたが、話を聴いてみると、
「取材させてくれないか」的な内容でした。

取材といっても、僕にはお見せ出来るような立派な作品も、
自慢できる功績も無いものですから、只、自分が作りたくて作ってきた、
拙い作品の数々――詩や、絵や、小説――ならばあるけれど、
その大半もネット上での活動だし、僕の手元には何も無いので難しい、と伝えました。

話を進めると、それが新しく始まるテレビ番組の企画だというので、
更におこがましい気持ちになり、いや本当に何もありませんよと言ったのですが、
先方の気持ちを無碍にも出来ず、有り難い話でもあるし、新番組の協力も出来ればと思い、
「わかりました。僕で良ければ――」と、伝えました。

その後、打ち合わせ等あるのかなと思ったら、
その20分後に電話が鳴って「今、そちらに向かってますんで」とのこと。
いやいやいやいや。え、そちら? どちら? あちら?

正解:家

マジすか。マジすか。多分、二回くらい言ったと思う。マジすか。
今の今までYoutubeでチェッカーズを聴いていた男が、数分後にテレビに出なければならない。
これはマズイと思いました。
何故なら僕は、朝方まで仕事をして、少し寝て、そのまま起きたものですから、
シャワーも浴びていなければ、ヒゲすら剃っていない状態だったのです。

シャワーを……いやせめてヒゲだけでも。
焦れば焦るほど、無常にも時間は呆気なく過ぎていきます。
せっかくならばバッチリ決めて、それなりにカッコ付けて、準備万端で出たかった。

これも運命か。
やはり僕は、こんな時、ヒゲを剃るので精一杯な男なのです。
髪はぺったんこな状態でしたが、贅沢を言える余裕など、もう無いのでした。

10分後、大きなカメラを持った方が、僕の家に来ました。
もちろん前述の「サンモジ」たいち君も居たのですが、本来の予定では居なかったはずの様子。

伝え聞いた話によると、本当であれば、
「オレンジが、いきなり知らない人達に囲まれて、いきなり話をする」
という、ちょっと危険な匂いの漂う展開になるところでした。

さて、打ち合わせ気分での対面だったのですが、
「家に入れませんか?」とのこと。
「え、家!?」

引っ越して間もない我が家は、まだ片付いてない部分も多々。
それに何の準備もしていない僕は、当然、家も普段通りで何の準備もしていない。
学校の家庭訪問の前でさえ、気合入れて掃除をする。ファブリーズだって大量に散布する。
テレビに映るなら直の事。

もちろん丁重にお断り。しかし全然引かない。
ラブホテルの前で「入る・入らない」の攻防を繰り広げる男女の如く、どちらも一歩も引かない。
「いや少しだけ」「いや困ります」「大丈夫だから」「でも……」
結果、自宅へ。貞操観念が敗北した瞬間だった。

以上のように不安だらけの対面だったのですが、
リポーター役の芸人「サンモジ」のあゆみさん、サポート役のたいち君、
スタッフの方も、非常に良い方達で、全く緊張せず、無事に収録を終えることが出来ました。
突然で本当に驚きましたが、とても楽しい時間でした。

内容は、ここであまり詳しく言えませんが、色んな話を笑って受け止めていたら、
後から「オレンジさん、何言っても怒んないから……」と、たいち君に言われました。
いや面白かった。もっと言ってくれて良かった。

僕個人としては、お世辞にも上手く自分を出せたとは言い難い。
日頃の準備不足を感じます。
これからは、急にテレビの取材が来ても、最高の自分を出せるように準備します。
(いや急に来ないだろテレビ。)

全部が終わった後で「だけど俺、ネットで顔出してないんだよな……」と思いました。
たいち君に話すと「え、大丈夫ですか、オレンジのイメージとか!」と言われました。
オレンジのイメージ。んー。そんなの、あるんだろうか。

確かに、詩や小説を書く人間に、読む人が抱いているイメージというのはあるだろう。
こういう人で在って欲しい、という期待もあるかもしれない。
その期待を裏切ってしまうかもしれない。

しかし今年は、今までとは少し違う角度からの自己表現、というモノに興味があり、
書き言葉だけでなく、ラジオでの話し言葉などのように、新しい世界を覗いてみたいので、
今のタイミングとしては「アリ」なのかな、と僕は考えている。

今まで散々、文字の表現をやってきて、
ここにきて顔を出したり、声を出したりするのは、確かに怖い部分もあるし、
どうせ顔出すなら、もっと若い内にやっときゃ良かったとも思う。
もうワシそこそこオッサンやねん、とも思う。

しかし新しい世界を拓いているとも、僕は信じているのです。
自分の世界が停滞し、低迷し、決定し、自分はこのままだなんて、僕は思いたくないのです。
たとえ今までのイメージが壊れても。

という訳で、『エンプロ』スタッフの方達、ありがとうございました。
今夜始まる、この新しい番組が成功しますよう、影ながら応援しています。
深夜1時からなので、熟睡中の方も多いかと思いますが、もし興味があれば見てください。
オン・エアは今週か、来週だと思います。多分。(いや再来週かも)

寝起きのままで、髪とか肌とかヤバイので、そこは見ないでネ。(乙女か)
[ 2011/04/06 16:47 ] 雑記 | TB(-) | CM(-)
目次
★説明




★短編






★長編小説














★短編






★お笑い








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