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俺は地獄のテロリスト。



デトロイト・メタル・シティ」が映画化され、色んな場面でポスターや動画を目にしている。
もちろん松山ケンイチの変貌っぷりにも度肝を抜かれたけれど、それ以外のキャラクターも
概ね、外見的なイメージを、割と原作に忠実に模している点は好感が持てる。

漫画(または小説)の別メディア化が難しいのは今に始まった事では無く、
アニメにすれば「声のイメージが違う」と言われ、ドラマにすれば「こんなイメージじゃない」と言われる。
猫も杓子もイメージ、イメージ。自分のイメージとの相違点を探すゲームに興じているようですらある。

しかし、まぁ「イメージと違うなぁ」という原作付きのアニメ・ドラマ・映画など腐るほどあって、
振り返ってみれば、一昔前の映画「めぞん一刻」の五代君役は石黒賢だったし(眉毛太いな!)、
音無響子役は石原真理子だった。(ふぞろいの林檎だな!)個人的には、非常に納得していない。
かの「ブラックジャック」を加山雄三が演じた時代もあるし、「ドカベン」は橋本三智弘が演じていた。
桂正和の「電影少女」は坂上香織が演じていたし、「ろくでなしBLUES」は前田憲作が演じていた。
最近でも「忍者ハットリくん」は香取慎吾が演じたし、「タッチ」の浅倉南は長澤まさみが演じたのだ。
各役者さんの質・能力はまったく別問題。単なる「原作のイメージとは……」という話である。

さて、そこで繰り返すが、「デトロイト・メタル・シティ」という映画は、
概ね、外見的なイメージを、割と原作に忠実に模している点は好感が持てる。
何でかなぁと考えてみたら「メイクのせいだった」という、非常に単純な結論に辿り着いた。
ヨハネ・クラウザー・二世の外見的な特徴を、非常によく掴んでいて笑いました。似すぎだろ!

とは言え、この「似せる」という行為は、実は大変難しい。
一言で言えば、イメージを共有する事など難しく、不可能にも近い。だから妥協点を探す。
万人が「ああ、大体こんな感じ」というポイントを探さなければ、万人を納得させる事など不可能なのだ。
特に今回の映画のような、莫大な資金が必要なメディアに失敗は許されない。
「まったくイメージ通り!」と「イメージが違う」の割合が5:5になるよりは、
「何となくイメージに合っている気はする」が10になる方を狙った方が確実なのだ。

外見的イメージだけでもコレなのだから、作中の楽曲の再現となると、その比では無い。
漫画の中から音が聴こえないのは自明の理で、読者はそれぞれ好き勝手な音を想像して読んでいる。
漫画に「描かれている」外見を実写にしても不満が出るのに、漫画に「描けない」音を形にしたら、どうなるか。
現在、ニコニコ動画に劇中歌でもある「SATSUGAI」の動画が上がっているが、そのコメントが面白い。

例えば「これはデスメタルじゃない」などの否定的な意見も多いが、それは少しだけ的外れな意見だと思う。
一昨年「NANA」が映画化された時も、その主題歌に「こんなのパンクじゃない」という意見があったと思うが、
実際に商業的成功を収めたのは「パンクじゃない」と言われた、あの曲だった。
確かに全然パンクでは無かったが、めっちゃカラオケで唄われてた。そして、それが大事なのだ。
アングラやサブカルを気取る一部の人達が否定したくなる気持ちは、とてもよく解るが、それが大事なのだ。

DMCが映画の中でガチでデスメタルを演って、どれだけの人が理解できるのか。
一部のマニアは深く喜ぶだろうが、大半の一般人は多分、喜ばない。ガチなデスヴォイスで唄われても引く。
自分が小学生だったら泣く。中学生だったら影響モロ受ける。そのサジカゲンが、とても重要なのだ。

映画の中で流れるであろう「SATSUGAI」は、確かに別にデスメタルでは無い。
だけれど「何となくデスメタル風なアレンジ」にしてあって(本当に好きな人には、それが嫌なのだろうが)、
取っ付き易く、ちょっとカラオケで歌ってみようという気分にもなるだろう。この映画では、それが大切なのだ。
本当に好きな人には、その「メジャー感」こそ腹立たしいかもしれないし、その気持ちはよく解るけれど、
実は、それは受け手のワガママに過ぎないんじゃないかなと、最近の僕は考えている。

各々の趣味嗜好が細分化されていく今の世の中で、自分の好きなモンだけ見ていれば良い世の中で、
まるで逆行するように、「一般化・メジャー化」を目指すという作業は、実は気が遠くなるほど大変な作業だ。
簡単に「そんなの○○じゃねぇ」と言い捨てられるようなモンでも無かろう。別に○○じゃなくても良いのだ。
居酒屋とかでテンションに任せて似てないモノマネを披露した後の、周りの反応じゃないんだから。
「え~、そんなの織田裕二じゃないよ~、キャッキャッキャ」じゃないんだから。




■メール・拍手コメントに届きましたご意見・ご質問にお答えします。

Q:8/17(コミケ)を逃すと、もうアリア本は手に入らないのでしょうか?

A:大丈夫です。あくまでも今回のコミケ参加は「先行販売」ですので、9月から一般販売を開始します。
 ただし 9月以降の入手方法は、今のところネット販売のみになる予定です。お近くの本屋にはありません。
  また「アリア本-A-」は数量限定販売ですので、完売次第、その後の入手は不可能になると思います。
  詳しくは今後、アリア特設ブログにて告知していきます。

Q:全国の書店に並ぶんですよね!楽しみです!

A:並びません。

Q:先日の日記に「握手」と書いてる箇所があったのですが「拍手」の間違いですよね?

A:ま、間違いです……。(赤面しながら)

・あんまりサクさんを全面に押し出さないでください!

A:どういう事だ。
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[ 2008/08/12 14:11 ] 雑記 | TB(-) | CM(-)
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