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僕達は歩く。



年明け早々『光の靄≒The Transparent Haze』という雑記を三本、書かせて頂いた。

正月。
仕事関係でよくお会いする仲の良い方に、
「今書いてるmixiの続き、楽しみにしてます」
と言われた。

僕は少し苦笑いしながら、
「実話なので、何とも書きにくいんですよね」
と答えた。

すると、その方は、
「え! あれ実話なんですか! どうしてまた!」
と、大変驚かれていた。

僕も、どうして自分が年明け早々、
あんなに赤裸々な文章を書いているのかと、少し困ってしまった。
小説であれば(聞こえは悪いが)嘘なので、基本的に何を書いたって構わない。
生き別れた兄がドラッグ中毒になっていようが、恋人が不死の病にかかろうが、
嘘なので、別に構わない。

ところが実話を書くというのは、実に気を使う。
書く方も、書かれる方も、神経を研ぎ澄ましたように、気を使う。
それがデリケートな話題であればあるほど、神経は細く、鋭くなっていくのである。

ああした内容の文章を書く事での、僕自身のメリットも、正直とても少なかった。
ああした内容の文章を書く事で、誰が得をするのかと問われるなら、
少なくとも僕自身は、あまり得はしていない。

僕の雑記を、日頃から様々な方達が読んでくれている事を、僕は知っているし、
中には、僕の赤裸々な過去を読む事で、気分を悪くした人もいるかもしれない。
沢山の方達が読んでいるのだから、それぞれに様々な感情が必ずある訳で、
全員が全員、諸手を挙げて、歓迎して読んでくださる訳では無いだろう。

それでも、僕は『光の靄≒The Transparent Haze』という雑記を書き上げたかった。
僕はインターネットに救われた人間だから、何時の日か僕が結婚する時には、
その人を紹介するような文章を書きたいと、密かに考えていた。
それから、それ以上に、この雑記を書き上げたくなった出来事が、去年の暮れにあった。

大晦日。
昨年最後の日記。
ほんの短い日記の中で、僕はこんな事を言った。

「今、休憩中にmixiを覗いて、とても嬉しいことがあった。
 何か書かなければと思ったので、書く。
 好き勝手にやってるだけの僕なのに、嬉しい事が起こるのだな。」

この時、何が起こっていたのか、知る人は少ない。
僕は只、この時に起こった出来事に対して感謝を伝えたいと思い、
年明け早々『光の靄≒The Transparent Haze』という、長い雑記を書き始めたのだ。
一体、何が起こっていたのかを、今から話そうと思う。

去年の暮れ、12月12日に、僕達は結婚した。
web上でも沢山の方達から、お祝いの言葉を頂戴した。
僕が何より驚いたのは、僕を昔から知っている人達が、
まるで我が事のように、僕の結婚を喜んでくれている事だった。

それこそ『蜜の靄』時代から知っている人達などは、
当時の僕の荒みよう(いや誰が荒んどんねん)を知っているからか、
本当に良かったと、本気で喜んでくれた。

そんな中で、年の瀬。
12月30日の午前中だっただろうか。
普段どおり何気なくmixiを覗くと、変わった風景があった。

お馴染み「マイミクシィの最新日記」の欄に、
同じタイトルの日記が、何件もズラリと並んでいたのだ。
驚くだろう。しかも、そのタイトルの中に、自分の名前があったとしたら。


【orangeさん】ご結婚祝福【サプライズ】


ズラリと並んだ日記は、全てこんなタイトルだった。
僕は驚いて、思わず一度、mixiの画面を閉じてしまったくらいだ。
実際、あまり時間が無かったので、ドキドキしたまま、夜まで見なかった。
(これが裏側で、ちょっとした騒動になっていたらしいが……)(笑)

改めて夜、ゆっくり読みに行った。
それは『M線上のアリア』執筆陣が中心になって企画した、僕達夫婦へのサプライズだった。
あの夏、東京で会った仲間達や、アリアという作品を通じて知り合った人達が集まって、
皆で相談して、企画して、年の瀬の忙しい中で、僕達をお祝いしてくれたのだ。
流石に感動してしまった。

12月30日という、誰もが忙しい時期なのに。
僕が見逃さないように、大晦日の直前、30日の午前中に。
皆が意見を持ち寄り、悩み、まるで元クラスメイト達の同窓会みたいに。
ある人は激励の言葉を、ある人は詩を、ある人は小説を、ある人は絵を、載せていた。
同じタイトルの日記の下、それぞれが、それぞれの方法で祝ってくれた。

1376005666_69.jpg

【企画の発案者・猫虫嬢が描いてくださった絵】
皆にも見て欲しくて、ご本人に許可を貰って、此処に載せさせて頂いた。
どうだ、素晴らしいだろう。こんなに素敵な絵を、わざわざ描いてくださったのだ。
私オレンジを美青年に描いてくださっている点も、非常に好感が持てる。

ハッキリ言わせて頂くが、これは似ている。
ごめん、こればっかりは譲れない。揺るぎない事実である。
ちなみに猫虫嬢とは東京でお会いしているので、これはもう、そういう事である。
だからこれからは皆、僕を想像する時は、この絵を想像すると良いよ。
この絵か、もしくは小栗旬を想像しておくと良いよ。(責任は持たないよ)

話を戻すが、僕はこのサプライズに大変驚き、感動した。
そして、僕達夫婦が再会したキッカケが、他でもない『M線上のアリア』であり、
この感謝を伝えるには、単なる「ありがとう」では足りない、僕達の歴史と言うか、
僕達の過去を語り、それを経た東京での再会を語らなければ、この感謝は伝わらない、
そう思い至ったのだ。

僕達夫婦は、フタツの作品で繋がった。
『ボクラが残したコトバ』で出逢い、『M線上のアリア』で再び出逢った。
僕は「過去を取り戻そうとする男の物語」ばかり書いてきた。実際に、そうだった。
その道程で出逢った人達、離れてしまった人達、沢山の様々な想いを積み重ねた上に、
この、現在が在る。

『光の靄≒The Transparent Haze』の中で何度も書いたように、
『M線上のアリア』を書いている最中、僕は迷っていた。
これからの道や、これまでの道に。
しかし今、あの作品を書いて良かったと、心から言える。

宇宙へ飛びたいと願い、
毎日、空の上ばかり眺めていた僕は、
実は呆気ないほどに、もう飛んでいた事を知らされた。


「飛べたじゃん。」


そうだね、飛んでいた。
あの日の『M線上のアリア』のおかげで。
仲間と呼べる人達のおかげで。
友のおかげで。
皆のおかげで。
家族のおかげで。
僕が辿り着いた、妻のおかげで。

そして、やはり、僕達は地道に歩かなければならない。
飛ぶのは一瞬だ。
人生の大半を、僕達は歩くのだ。

改めて、何度でも、感謝を伝えたい。
どうもありがとう。

不遇を乗り切る術には、フタツ在る。

現状よりも上を見るか。
現状よりも下を見るか。

下を見ると、安心するだろ。
まだ自分は大丈夫だってね。

上を見ると、興奮するだろ。
まだ自分は未熟者だってね。

変化や成長を促すのは前者だよ。
今より高く、もっともっと高くって、上を望むんだ。
まぁ、だけど、必ずしもそれが幸福と呼べるとは、僕は思わない。


M線上、現在の途上、僕達は歩く。


前を向きな。


時には後を。


それが僕達に出来る、最良の手段だ。
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[ 2010/01/13 11:48 ] 雑記 | TB(-) | CM(-)
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