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絶望と呼ぶほどではない諦めを

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絶望と呼ぶほどではない諦めを 僕達は抱えているのさ


僕達よりも幸福な人は きっと沢山いるだろう

小さな虚しさと 焦りと 悲しみを抱えながら 此処まで来たが

僕達よりも不幸な人は きっと沢山いるだろう

小さな虚しさと 焦りと 悲しみなのさ 僕達の抱えた絶望など


綺麗な人間で在りたいと

純粋な人間で在りたいと 

願わないことは ないけれど


例えば匿名で書き込まれる 心ない一言 なんかを眺めては

また 馬鹿らしくなるんだろう まぁ 世界はこんなもんだろう


隣の席で 同級生が あくび混じりに言ったのさ

お前は幸せか 俺は駄目だ もう何もかも 遅すぎるんだ

その四日後に 飛び降りたけれど 奴は死ねなかった それで今頃は

地元の小さなレンタルビデオ屋で 店長をやってる

映画に詳しい奴で 新作が全然面白くないなんて また文句言ってる


君は 君を生きるだろう

僕は 僕を生きられるだろうか


どちらだろうと 別に構わない

絶望と呼ぶほどではない諦めを 僕達は抱えているのさ

それでも 覚えておくと 良い


晴天の夜空に 光る星が一個も見付けられないなんてことは 無いだろうし

もしも光る星が一個も見付けられないとして そこに星は在るって事実をさ

それさえ信じられないとして それさえ信じられない君が 立ったり 座ったり

休んだり 叫んだり 泣いたり 笑ったり たまに諦めたり している場所は

君の知らない誰かが 遠く離れた場所から 例えば月から 眺めて見れば

きっと輝いて見えるのさ

ほとんど絶望的な君がさ

きっと輝いて見えるのさ

それが君の生まれた星さ


まぁ 世界はこんなもんさ


もしも空に光る星 一個も見えない夜だとして 僕達は星の上で

絶望と呼ぶほどではない諦めを 抱えたり 忘れたり しながら

生まれたり 学んだり 悲しんだり また光を探したり している


まだ まだ 光を探したり している
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[ 2010/07/06 11:41 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)
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