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カジュ

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全くだ そりゃ 酷い嘘だ

テーブルの上は食い散らかされて また何も残らなかった

僕の世界は 小さいな 重さばかり増えてさ ポリブクロ一杯

誰にも見向きもされない 後片付けして あとは疲れて眠るだけ


全くだ そりゃ 悪い夢だ

古いカセット・テイプじゃ もう あの名曲も聴こえない

僕の世界は 小さいな 厚さばかり増えてさ ノート一枚

君の名を書き連ねたとしてもさ 今更じゃ もう 手遅れかもな


目覚めたら カジュ 相変わらずの世界だよ

僕が消えたって 何も変わりゃしないよ しかしさ

まるで世界の全てを知り尽くしたように言うのは 止めないか

僕はまだ 知らないことだらけだよ


誰も笑えない世界があるなら 誰か笑える世界がある

何も変わらない世界があるなら 何か変わる世界がある

死にたがる人がいて 生きたがる人がいる その中間で

退屈そうにしてる君が 守り続ける世界は どんなんだい


大切にしまいこんだ

果実ならば 搾り切っちまいなよ

腐らせて終わるよりは ずっと良いだろう


名曲の名は カジュ 相変わらずのメロディだよ

果実に機械 組み込んで 電気流して 君に聴かせてあげるよ

果汁が視界 飛び込んで 火花散して 君を動かしてみせるよ
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[ 2010/08/10 10:13 ] 詩歌 | TB(-) | CM(-)
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