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中央線

中央線を越えて 端へ 端へ

何も求めちゃ居なかったけれど

何も要らなかった訳じゃなくて


君はといえば ねぇ マリー

何かを失った気はするけれど

何を失ったのかは よく解らなくて

何も無い掌を また眺めているんだろう


中央線を越えて 端へ 端へ

何も求めちゃ居なかったけれど

何も要らなかった訳じゃなくて


僕はといえば ねぇ マリー

いつか 此処に辿り着くような気がしてたんだ

そして 此処に辿り着いた


失くした物は多くて

忘れた物は もう忘れてしまった

お気に入りの靴は もう履き潰してしまった


僕はね マリー あの頃は

何も失くしたくなかっただけなんだ

両手に抱えて 何ひとつ 棄てや出来ずに

結局のところ 何もかも 僕は失くしてばかりだよ

忘れようにも 思い出せない程 忘れてばかりだよ


期待と羨望の色を 忘れてしまった

拍手と喝采の味を 忘れてしまった

不安と衝動の音を 忘れてしまった


それでも これほど 誇らしいのは

忘れても 尚 忘れないほど

君が今 笑って居るからなんだろう


鮮やかに笑いながら

僕を中央線へと また誘うんだろう
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[ 2012/06/08 04:28 ] 詩歌 | TB(-) | CM(0)
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