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猫とグラジオラス

猫とグラジオラス。
なぁ、僕の話を聞いてくれ。
北東の寒い町で、僕は死んだんだ。

だけれど、こうして話をしているから
もしかしたら死んではいないのかもしれない。

雪虫が大きく舞っている。
小さく旋回しながら。

三軒隣のレフトアウムテイルに於いて
ボクラは再会し、解体した。

君にあげたかった言葉は
君だけにはあげたくなかった言葉だ。

だってどれほど大切な言葉だって
君にあげた瞬間に、全て陳腐になってしまう。

熱の行方を探している。
マイナス2℃から、全てが沸騰する温度まで。

僕の温度は変わらないが、熱の使い方は変わった。
僕は、僕の熱を使う術を知らなかった。

今ならば火を点けて
料理を作る事もできれば
機関車を走らせる事もできるよ。

今ならば火を点して
道を照らす事もできれば
君を温めることだってできるさ。

言葉を探しているんだよ。言葉を。
だって全ては言葉から始まるんだから。

君は何処へ行ってしまったのか。
探しはしない。
きっと好きにやっているのだろう。

気が向いたらまた会おう。
地球は今日も回って、きっと何処かで繋がっている。
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[ 2012/11/10 11:53 ] 詩歌 | TB(-) | CM(0)
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