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風と空中

僕はもう

喋るのも忘れて

食べるのも忘れて

比べるのも忘れて

眠るのも 忘れて


自由に飛んで

跳ねて

飛び 跳ねて


手を伸ばして

また 跳ねて


自由は楽しくて 悲しかった

君が居ないのと 同じくらいに


何に 懸命で在るべきか

誰に 懸命で在るべきか


今に 懸命であるべきだ

今と 未来に繋がる今に


過去には誠実で居よう

自分に 出来得る限り


嘘が無く

虚勢も張らず

誤魔化しも無いように


僕は 君が好きだった

君のことばかり 考えていた


嫌いになった日は無くて

棄て去った覚えもないよ


だけれど僕は今日

君の歩き方ひとつ

思い出せやしないんだ


重さや 高さや 速さや

彩りや 昂りや 華やかな鼓動や

匂いや 燻りや 穏やかな慕情を


それで


僕はもう

喋るのも忘れて

食べるのも忘れて

比べるのも忘れて

眠るのも 忘れて


君のこと忘れて

君のこと忘れて

君のこと忘れ果てて

君のこと考える


一直線に切り裂く風の

硬さと 匂いと 冷たさを

自分のことみたいに 僕は知っていた


あの日 僕等が

どんな風に飛んだのか

それとも 飛べなかったのか

その日の 温度と速度は どうだったのか
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[ 2013/08/02 01:29 ] 詩歌 | TB(-) | CM(0)
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