
特別なモノは
特別なモノでは ナクなった
僕とキミのモノは
僕とキミのモノでは ナクなった
例えば 僕のための ウタが
僕だけのための ウタでは なかったみたいに
ああ それから 僕のための キミが
僕だけのための キミでは なかったみたいに
人差し指に 火星の衛星を 乗せて
キミは満足そうに 欠落してしまった と 笑って
僕は 土星の輪を 持て余していた
約束なんか 嫌いで
ああ 宇宙は ボクラだけのモノでは ナクなった
とてつもなくて ひろすぎて それは初めからで
知らなかっただけで 知ろうともせずに 僕は世界を語って
キミはヒレを生やして 泳ぐように飛んで 跳ねて消えて 消えた
僕は地面を這うように 手足をもがれて這うように 泳ぎ また 飛ぶよ
特別なモノは
特別なモノでは ナクなった
僕とキミのモノは
僕とキミのモノでは ナクなった
例えば 僕のための キミが
僕だけのための キミでは なかったみたいに
ああ それから 僕のための イマが
僕だけのための イマでは なかったみたいに
人差し指に 火星の衛星を 乗せて
キミは満足そうに 欠落してしまった と 笑って
僕は 土星の輪を 持て余していた
約束なんか 嫌いで
水だらけの豊潤な惑星だよ ニコ
まだ 死んでなど いない
沈んでも 浮かぶだけだ
呼吸だけ忘れるな
水だらけの豊潤な惑星だよ ニコ
生やしたヒレで 泳ぐならば
ソコは もうキミの場所だよ
呼吸だけ忘れるな
特別なモノは
特別なモノでは ナクなった
当たり前になって もう 笑えるくらい
僕とキミは
僕とキミでは ナクなった
キミのためのイマだ もう 笑えるといい
僕ならば 何度でも手を伸ばし
這うように 泳ぎ また 飛ぶよ
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